[6月30日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 6月23日〜6月27日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0 ====================================== <シカゴ>26 日終値 前週末比 |6月22日現在の米国産コーン作柄報告 25/ 7 409.50 -19.25 |発芽率(97% 前週94%、前年96%、平年98%) 25/12 421.00 -23.00 |シルキング(4% 前週‐前年4%、平年3%) |作柄報告 |「良」以上:70%(前週72%、前年69%) |「劣」以下: 6%(前週 5%、前年 7%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 144.24円 前週末比 1.13円の円高 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】シカゴコーンは作柄良好が続けば再び下値を模索か、天候相場が 山場を迎えるなか、大口投機家が売り越し姿勢を強めており、弱材料に反応しやすい。 とした。 【シカゴコーンは天候相場のピーク時を迎えるなか一代安値を更新】 シカゴコーンは米国産コーンの生育が順調との判断から売り圧力が強まった。25 日から26日かけて期近12月限を含む期近限月が一代安値を更新した。天候相場のピ ーク時を迎えるなか、今年の米国産コーンは豊作となり、在庫は潤沢な状態が続くこと を織り込み、安値を模索する動きを強いられた。 指標の期近12月限は、25日に421セントまで下落し、一代安値を更新。26日 には419.25セントの安値をつけ、一代安値をさらに更新した。大口投機家は売り 姿勢をさらに強める一方、買い方は損切りの手じまい売りを強いられたもよう。来月 14日に最終取引(納会)となる期近7月限が408セントまで下落。7月限の納会 後、12月限は緩やかに7月限の納会値にサヤ寄せするとみられる。売り方は買い戻し を急がないと予想。売り方の利益確定の買い戻し主導の自律反発はあるが、本格反騰の 可能性は低いとみる。 当面は30日に発表される四半期在庫、作付け面積、同日の引け後に発表される29 日時点の作柄報告が注目要因。22日時点での作柄報告で良以上が70%となり、前週 より2ポイント(2%)低下したが、豊作の目安の70%を維持しており、強材料視の 動きは限定的だった。 例年、米独立記念日の7月4日は天候相場のピークと言われるが、四半期在庫、作付 け面積が強材料となり、大幅高とらなければ、期近12月限は430セント以下で低迷 か。生育が順調に進み、収穫が始まる9月後半には410セント前後まで下落シナリオ を描く。 【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】 とうもろこしは16日に26年7月限が新甫発会となったが、既存限月も含め、商い の成立はない。26日時点の総取組高は14枚のみ。 各限月の取組高が1ケタ、またはゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加 しにくい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 30日 鉱工業生産指数 2025年5月速報(経済産業省) 中国製造業購買担当者景況指数 2025年6月(中国物流購買連合会) 中国非製造業購買担当者景況指数 2025年6月(中国物流購買連合会) 英国内総生産 確報値 2025年1-3月期(国立統計局) 独雇用統計 2025年6月(連邦雇用庁) 独消費者物価指数 2025年6月速報(連邦統計庁) シカゴ購買部協会景気指数 2025年6月(シカゴ購買部協会) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 米国産コーン・大豆の四半期在庫(USDA) 米国産コーン・大豆の作付け面積(USDA) 米国産コーン・大豆作付け進度報告(USDA) 1日 ●香港(特別行政区成立記念日)、カナダ(建国記念日) 短観 概要及び要旨 6月調査(日本銀行) 中国製造業購買担当者景況指数 2025年6月(財新) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年6月確報(Markit) ユーロ圏消費者物価指数 2025年6月速報(EUROSTAT) 米製造業景況指数 2025年6月(ISM) 2日 ユーロ圏雇用統計 2025年5月(EUROSTAT) 全米雇用報告 2025年6月(ADP) 3日 中国サービス業購買担当者景況指数 2025年6月(財新) 米貿易収支 2025年5月(商務省) 米雇用統計 2025年6月(労働省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米製造業新規受注 2025年5月(商務省) 米非製造業景況指数 2025年6月(ISM) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 4日 ●米国(独立記念日) 全世帯家計調査・消費支出 2025年5月(総務省) 独製造業受注 2025年5月(経済技術省) ユーロ圏生産者物価指数 2025年5月(EUROSTAT) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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