金・銀市況=金は続落、現物安や円安一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,290   -208    15,398  -234  : 3,289.29   -47.06
銀          170.0    0.0     170.0   0.0  : 3,645.00   +12.00
プラチナ     6,370    +44     6,100   -34  : 1,378.00    -1.60
パラジウム   5,300   +300     5,300  +300  : 1,136.78   +41.90
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.24   -0.10  ユーロ・ドル相場   1.1704  +0.0019
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【市況】
 金は続落。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物
相場の軟調や円安一服を受けて下げ幅を拡大した。午後に入ると、手じまい売りなどが
出て下値を試した。銀の商いは成立しなかった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが239〜208円安、ゴールドスポットが232円
安、銀が変わらず。
 推定出来高は、金が2万2038枚、金ミニが1万1165枚、ゴールドスポットが
1697枚、銀が0枚。
【金は米FRBの7月の金利据え置き見通しなどが圧迫】
 金先限は1万5397円まで下落した。ドル建て現物相場の軟調や円安一服が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=144円台後半で円安が一服した。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が強いが、7月の金利据え置きが見込まれ
るなか、金に手じまい売りが出た。またホワイトハウスでの議論に詳しい関係者による
と、トランプ米大統領は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の後任をまだ決め
ておらず、決定は差し迫ったものではないという。中東の緊張緩和も下げ要因である。
ただイランは核協議の再開に関する合意はないとしている。核施設の被害状況などを確
認したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、米国債の利回り低下やドル安
を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の3321.43ドルから、ドル安
一服を受けて3313ドル台まで下落したのち、下げ一服となったが、戻りは売られ
た。午後に入ると、3287ドル台まで下落した。
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