<大豆> シカゴ大豆11月限は16日から20日にかけて1080セントを試す動きを見せた 後、急速に軟化。26日に今月3日以来の安値となる1016セントまで下落し、13 日から20日にかけて1027セントから1074.25セントまでの上昇幅を完全に 相殺している。 イランとイスラエルの緊張緩和を受けた原油安や、米中西部産地での降雨による高温 乾燥懸念の後退が大幅下落の主因となっている。 米中貿易摩擦に対する過度な警戒感が後退しているとはいえ、米国の大豆輸出が停滞 した状態が続いていることが重石となっている。 週明けには米農務省(USDA)が四半期在庫、今春の米穀産大豆の作付面積を発表 する。米中貿易摩擦が高まった時期が含まれるうえ、米国の輸出低迷が続いているため 在庫増の可能性に注意したい。自律反発はあるが、四半期在庫、作付け面積が強材料視 されなければ、当面は現行水準からの反騰の可能性は低いとみる。 <コーン> シカゴコーン12月限はイランとイスラエルが暫定的な停戦合意して以降、急速に値 を落とし25日、26日と続けて一代安値を更新。 中東情勢の緊張緩和を受けて原油相場の地合いが軟化したことが弱材料された。同時 に米中西部産地の気温上昇が穏やかなものにとどまり、降雨で夏場の高温乾燥に対する 警戒感が和らいでいることが重石となっている。また、米産地の干ばつに悩まされてき た春小麦も降雨を受け生育環境が改善すると見られていることも弱材料。 米農務省(USDA)は25/26年度の米国のコーン需給は緩和との見方を示して いるが、現時点の生育状況を受けてUSDA予測実現の可能性が高まっている。12月 限は25,26日と連日、一代安値を更新した。26日の終値ベースで14日間の相対 力指数(RSI)が32台まで低下するなど、売り過剰感が台頭しつつある。いったん 自律反発があってもおかしくはない。しかし買い進む手掛かりを欠く環境のため、戻り は限定的と予想。 ただし30日に発表される米作付面積と四半期在庫報告の内容次第では高下する可能 性がある点には注意したい。 <小豆> 引き続き取組はゼロとなっている。依然として手出し難。 MINKABU PRESS
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