前週は産地好天を手掛かりに上値の重い展開になった。産地では受粉期に差し掛かり 始めているが、降雨が続いていることでホット・アンド・ドライは回避されている。こ のため、豊作期待が強く、それが穀物相場全体の上値を圧迫する展開になった。また、 中東情勢を巡る緊張緩和を受けて、原油相場が急落したこともネガティブ。旧穀はトウ モロコシが400セント、大豆が1000セントの節目に迫る展開になった。 今週は安値低迷が続こう。産地天候次第になるが、このまま降雨が続くと上値の重い 展開が続きやすい。受粉期のホット・アンド・ドライが回避されるのであれば、相場の 上昇余地は乏しい。割高感は乏しい値位置とあって下落余地は限られる見通しだが、そ れでも自立反発の有無が問われる地合に留まろう。ただし、高温傾向は強くなっている ため、仮に乾燥予報に転じると、これまでの低迷相場の反動で急伸する可能性がある。 また、6月30日には米農務省(USDA)の作付面積と四半期在庫の発表を控えてい ることがイベントリスクになる。月末と重なるため、一時的に荒れる可能性は想定して おきた い。 予想レンジは旧穀でトウモロコシが395〜420セント、大豆が990〜1040 セント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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