前週は300円水準で売買が交錯した後、310円水準まで上昇する展開になった。 中東地政学リスクが緩和されるも、ゴム相場は強弱評価が交錯し、明確な方向性を打ち 出せなかった。原油相場の急落、円高はネガティブな一方、株高はポジティブであり、 決定打を欠いた。ただし、週後半は日経平均株価が急伸し、それと連動してゴム相場も 上昇に転じた。上海ゴム相場も売買が交錯したが、1万4000元台を回復している。 今週は株価急伸が続くと、5月下旬の310〜330円水準が打診される。チャート が戻り高値を更新していることもあり、短期目線だとリスクオン環境のゴム相場高がさ らに続くのかが焦点になる。日経平均株価の上昇が続く一方、原油相場の急落や円相場 の急伸がみられない場合には、一段高が打診される。ただし、需要環境は良好とは言い 難い一方、生産期で供給環境は安定しやすい。一部で局地的な豪雨が警戒される程度に 留まっている。株高が落ち着くと、改めて戻りを売られるリスクが高い。 予想レンジは295〜325円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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