前週は、78.40ドルまで急伸した後、60ドル台中盤まで急反落する荒れた展開 になった。米軍がイラン核施設を攻撃したことで、改めて上値を切り上げた。しかし、 その後はイスラエルとイランの停戦の動きが伝わると急落地合に転じ、イスラエルがイ ラン攻撃に踏み切る前の値位置に戻している。ただし、米原油在庫の急減もあって65 ドル割れからさらに大きく値を崩すことは見送られ、60ドル台中盤に新たな取引レン ジを形成した。 今週は横ばいから小幅安になろう。中東情勢がこのまま鎮静化し、米国とイランの核 協議が再開されると、地政学リスクの織り込みによる急進対応は求められなくなる。突 然に軍事衝突が再開されるようなことがなければ、先高感は乏しい。一方で、米国内需 給は引き締まっており、在庫減少が続くと期近限月の下げ幅は限定される。急伸からの 急落が一服した後の持高調整が中心の展開になろう。7月6日にOPECプラス会合が 予定されているが、8月も日量41.1万バレル規模の大規模増産を続けるとの見通し が強まると、若干の下振れリスクを抱える。 予想レンジは62.00〜68.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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