−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/10) 1365.3 1378.5 1340.5 1358.7 + 15.7 (26/ 1) 1375.7 1381.1 1345.8 1363.2 + 15.4 パラジウム (25/ 9) 1114.50 1146.00 1109.50 1112.90 + 5.80 (25/12) 1129.50 1145.00 1124.50 1126.50 + 8.40 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 37,230 35,957 91,922 (- 1,968) パラジウム 4,776 6,939 20,542 (+ 183) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,494.94 + 400.17 前日 144.01/03 1.1786/88 ・ナスダック 20,202.89 - 166.84 本日 143.40/42 1.1804/06 ・10年米国債利回り 4.25 + 0.02 ・NY原油 (25/ 8) 65.45 + 0.34 ・SPDR保有金残高 952.53 - 2.29 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが11.9〜15.7ドル 高、中心限月の10月限が15.7ドル高、パラジウムは3.40〜8.40ドル高、 中心限月の9月限は5.80ドル高。 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となった が、金堅調が下支えになった。欧州時間に入ると、押し目を買われた。日中取引では、 米雇用動態調査(JOLTS)が予想外に増加し、ドル高に振れたことを受けて上げ一 服となった。 パラジウム9月限は欧州時間に買い戻されたが、日中取引ではドル高を受けて上げ一 服となった。 プラチナ10月限は時間外取引を1340.5〜1378.5ドルのレンジで推移 し、前日比25.5ドル高の1368.5ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、 ドル安一服を受けて上げ一服となったが、金堅調が下支えになった。欧州時間に入る と、押し目を買われた。 日中取引では、1377.4ドルまで上昇した。その後は、米雇用動態調査(JOL TS)が予想外に増加し、ドル高に振れたことを受けて上げ一服となったが、 1348.1ドルで押し目を買われた。 5月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は37万4000件増の 776万9000件だった。市場予想は730万件だった。一方、米上院は、トランプ 大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案の採決を実施し、賛成51、反 対50で可決された。 パラジウム9月限は、時間外取引を1113.00〜1137.50ドルのレンジで 推移し、前日比28.90ドル高の1136.00ドルとなった。9月限は高寄りした のち、買い戻しなどが入って堅調となった。欧州時間に入ると、押し目を買われた。 日中取引では、1146.00ドルまで上昇した。その後は、ドル高を受けて戻りを 売られ、1109.50ドルまで下落した。 30日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1万1876オンス減の 31万4468オンス、パラジウムは変わらずの4万8280オンス。 今日の材料 ・6月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.5 と、前月の49.4から上昇し、2022年8月以来の高水準となった。ただ、好不況 の節目である50は29カ月連続で下回った。速報値は49.4だった。 ・6月のユーロ圏の消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年同月比2.0 %上昇し、市場予想通り欧州中央銀行(ECB)目標と一致した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、米国が 欧州製品に10%の関税を課し、ユーロの対ドル相場が同程度ないしそれ以上上昇する とユーロ圏の輸出に多大な影響が出ると予想した。 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ポルトガルのシントラで開催中のECB フォーラムで、ユーロが最近ドルに対して上昇しているのは、市場の状況だけでなくユ ーロ圏経済の強さも反映していると述べた。 ・6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は52.9と前月の52.0か ら上昇した。市場予想は52.0。 ・5月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は37万4000件増の 776万9000件だった。予想外に増加したものの、採用は減少傾向にあり、トラン プ大統領が設定した「相互関税」上乗せ分の一時停止期限が7月9日に迫る中、労働市 場が減速に転じた兆候が強まった。市場予想は730万件だった。 ・6月の米ISM製造業購買担当者景気指数は49.0と、前月付けた6カ月ぶり低水 準となる48.5から小幅上昇した。それでも低調傾向は依然として続いており、トラ ンプ政権の関税措置が企業の計画能力を引き続き阻害していることを示唆した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、金利変 更を検討する前にしばらく時間的な余裕があるとし、現在の利下げサイクルでさらに大 幅な金融緩和をすべきかどうかは現時点では判断できないとの見解を示した。 ・5月の米建設支出は年率換算で前月比0.3%減少した。住宅ローン金利の高止まり と在庫の増加が一戸建て住宅への支出の重しとなった。 ・米上院は、トランプ大統領の看板政策を盛り込んだ大規模な減税・歳出法案の採決を 実施し、賛成51、反対50で可決された。法案は下院に戻され、2日にも討議され、 採決が実施される見通し。 MINKABU PRESS
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