株価指数先物【昼】 自律反発狙いも戻り待ち狙いのショートが入りやすい

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比330円安の3万9560円(-0.82%)前後で推移。寄り付きは3万9500円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9660円)を割り込む形から、売りが先行して始まった。直後につけた3万9430円を安値に押し目狙いのロングの動きが入り、中盤にかけて3万9760円まで下げ幅を縮める場面もみられたが、終盤にかけては3万9600円を下回っての推移となった。

 日経225先物は朝方の下げでボリンジャーバンドの+1σ(3万9340円)に接近するなかで、中盤にかけて自律反発狙いのロングが入ったとみられる。ただし、スキャルピング中心と考えられ、積極的なロングの動きにはならず、終盤にかけてはナイトセッションの終値水準での推移となっている。上値の重さが意識されることで、戻り待ち狙いのショートも入りやすくなるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。一時13.99倍に低下する場面もみられており、200日移動平均線(14.04倍)を割り込んできた。+1σ(13.99倍)まで下げたことでNTショートの動きは落ち着きそうだが、同バンドを割り込んでくるようだと、NTロングを巻き戻す動きが強まる可能性もありそうだ。

株探ニュース

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