アジア株 香港株反落、米労働市場減速を警戒 韓国株反発、大統領「KOSPI 5000」時代への準備進める 東京時間11:09現在 香港ハンセン指数 24009.93(-211.48 -0.87%) 中国上海総合指数 3459.11(+4.32 +0.12%) 中国上海総合指数 3458.73(+3.94 +0.11%) 台湾加権指数 22735.97(+158.23 +0.70%) 韓国総合株価指数 3093.89(+18.83 +0.61%) 豪ASX200指数 8565.50(-32.25 -0.38%) アジア株はまちまち、米中関係改善期待の一方で今夜の米雇用統計への警戒感が高まっている。雇用統計が弱ければ米利下げ期待が高まりアジア株式市場にとってもポジティブ。ただ、あまりにも弱い内容となれば米景気減速に対する懸念が高まる。 機器システム大手の独シーメンスは中国向け半導体設計ソフトの輸出規制を解除したとの通知を米政府から受け取ったと明かした。中国の顧客向けに自社のソフトと技術への完全なアクセスを回復した。中国がレアアース輸出の承認を迅速化するとの約束を条件に米国は半導体設計ソフトやジェットエンジンの対中輸出許可を約束していた。 香港株は反落。アリババや美団、JDドットコム、快手科技、シャオミ、ネットイース、テンセントホールディングスなどハイテク関連が軒並み下落している。一方、金鉱や不動産、消費者サービス関連の一角は上昇している。カジノ運営会社のサンズチャイナとギャラクシーエンターテイメントは続伸。マカオ6月カジノ売上が予想を大きく上回る増加となったことが引き続き好感されている。 韓国株は反発、韓国政府が今週トランプ氏に貿易交渉案を提出する予定だとの報道が材料視されている。また、李新大統領が会見を開き「KOSPI 5000」時代への準備を進める方針を発表したことも好感されている。大統領は株価上昇のほか、経済成長、不動産市場安定化を約束。最近の韓国株の上昇は国民の信頼を反映していると述べた。
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