石油午前=堅調も、米独立記念日を控えて動意は乏しい

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。イランが国際原子力機関(IAEA)との協力を停止したこ
とから、同国の核拡散防止条約(NPT)からの脱退が危惧されるなど、中東情勢の緊
迫感が強まっている。ただ、グロッシIAEA事務局長はイランへの入国が認められて
いないが、協力停止の具体的な内容は今のところ不明。東京午前の円相場は1ドル=
143円半ばで円買い・ドル売りがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は上げ幅を縮小。5万8200円まで上
げ幅を削った。
 午前10時52分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
300〜640円高。
 午前10時52分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が380枚。
【本日は米雇用統計】
 本日は6月の米雇用統計が発表される。同月の米ADP雇用者数が前月比で減少した
ことから注目度が高まっている。なお、4日のニューヨーク市場は独立記念日で休場。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.50ドル安の66.95ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは66.86〜67.50ドル。
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