東京株式(前引け)=前日比42円高、一時4万円乗せも伸び悩む

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 4日前引けの日経平均株価は前日比42円30銭高の3万9828円20銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億4503万株、売買代金概算は1兆9545億円。値上がり銘柄数は838、値下がり銘柄数は690、変わらずは99銘柄だった。

 日経平均株価は続伸。3日の米株式市場では、米6月雇用統計が堅調だったことが好感されNYダウは344ドル高と反発。ナスダック指数は最高値を更新した。米株高を受け、東京市場も値を上げて始まり、寄り付き直後に日経平均株価は4万12円まで上昇した。しかし、上値は重く買い一巡後は伸び悩む展開。一時、前日終値に比べマイナス圏に売られる場面があった。日米関税交渉への警戒感も強まるなか積極的に上値を買う動きは限られている。銀行や電力株が高く、自動車株は安い。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>が高く、良品計画<7453>やサンリオ<8136>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が買われ、キーエンス<6861>や任天堂<7974>がしっかり。半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>が安く、フジクラ<5803>が軟調。トヨタ自動車<7203>が値を下げ、三菱重工業<7011>も下落した。

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