アジア株 総じて下落、香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:45現在
香港ハンセン指数   23916.06(-153.88 -0.64%)
中国上海総合指数  3472.32(+11.17 +0.32%)
台湾加権指数     22547.50(-165.47 -0.73%)
韓国総合株価指数  3054.28(-61.99 -1.99%)
豪ASX200指数    8602.97(+7.14 +0.08%)
インドSENSEX30種  83177.38(-62.09 -0.07%)

 4日のアジア株は総じて下落。前日の強い米雇用統計を受けて、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が急速に後退している。米国株価指数先物が時間外取引で下落しており、アジア株の下げにつながった。また、米国と各国の通商協議をめぐる不透明感も重石となっている。香港株は続落。香港は金融政策を米国に連動させており、7月の利下げ期待が後退したことなどが売りにつながった。
   
 上海総合指数は小幅続伸。銀行大手の中国工商銀行、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、衛星通信・放送サービス会社の中国衛通集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)が買われる一方で、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。ほぼ変わらず。医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、金融持ち株会社のANZグループ・ホールディングスが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、産金会社のノーザンスター・リソーシズが売られた。

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