再送:ゴム午前=総じて軟調、上海安を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、水準を引き
下げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが寄り付き直後は一段安と
なったが、その後、下げ渋りを見せていることから、もみ合いとなっている。TSR2
0は出来ず。

 午前11時37分現在のRSS3号は前営業日比2.5円安〜0.5円高。活発限月
の12月限は同0.4円安の311.7円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は
213枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、9月限のみ約定し、同45元
安、推定出来高は2枚。

【上海9月限は1万4000元割れは買われる】
 今日午前の上海ゴムは、売りが優勢となっている。中心限月の9月限は、一時1万3
855元まで軟化する場面があった。だが、その後、下げ幅を縮小、1万4000元目
前まで戻している。
 9月限は、3日、4日の取引でも1万4000元を割り込む場面があったが、すぐに
買い拾われ、終値ベースでは1万4000元台を維持した。現状は、1万4000元以
下では押し目を拾う動きが活発のようだ。1万4000元付近で値固めが出来れば、1
万4000元を目指した動きになっていきそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は売りが優勢となり、
1.9〜0.4セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営業日
比85元安の1万3990元で推移している。

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