−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,040.75 1,051.00 1,030.25 1,031.75 -24.50 2025/08 1,046.75 1,047.00 1,028.75 1,031.50 -24.00 2025/11 1,039.50 1,039.50 1,017.50 1,020.75 -28.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 303,820 271,678 844,296 (- 3,786) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(7月3日までの週) 大 豆:38万9364トン(前週改定値:23万6714トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(7月6日までの週) 大 豆:発 芽:96%(前週94%、前年98%、平年98%) 開 花:32%(前週17%、前年32%、平年31%) 着サヤ: 8%(前週 3%、前年 8%、平年 6%) 「良」以上:66%(前週66%、 前年68%) 「劣」以下: 7%(前週 7%、 前年 8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(7月13日−7月17日) コーンベルト西部の気温は平年並。雨量は平年を上回る コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は大幅反落。終値の前日比は28.50〜20.75セント安。中心限月の11 月限は前日比28.50セント安の1020.75セント。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を上回ったものの、米大統領によ るBRICSの反米政策に同調する国に追加関税を課すとの姿勢を受けた輸出不安や、 ドル高傾向が重石となり、売り優勢となった。また、米産地での良好な天気とこれを受 けて順調に生育が進行しているとの見方も売りを呼ぶ要因になった。 11月限は1039.50セントで取引を開始した後に値を落としながらも1030 セント割れに抵抗を見せる場面が続いていたが、シカゴの時間帯を迎えると崩れて 1020セント前後まで軟化。終盤には7月1日以来の安値となる1017.50セン トの安値まで値を落とした後に買い戻されて1020セント台を回復したが安値圏で低 迷したまま引けを迎えた。 USDAによると、米国の7月3日時点の大豆週間輸出検証高は38万9364トン で前週の23万6714トンを上回った。一方の累計は4625万3445トンで前年 同期の4184万8481トンを約11%上回っている。 USDAによると7月6日時点の大豆発芽率は96%で終了に近づいている。一方 の開花率は32%で前年と同率で平年の31%とほぼ同程度、着サヤ率は8%で前年と 同率、平年の6%とほぼ同率だった。 一方の良以上の比率は66%、劣以下の比率は7%で共に前週と同率だった。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは暖かななか湿度が高く、土壌水分は概ね適度から十分となってい る。これによりコーンと大豆は順調なペースで生育中。中西部の気温は開花〜受粉の 時期を迎えているコーン・大豆にとって適度となる26〜32℃となっている。 今後、数日間は南部〜中部にかけて乾燥した天気となりテキサス州中部では洪水後の 復旧作業が進む見通しとなっている。ただ、東部では五大湖周辺地域以外では不安定で 雨がちな天気が続く見込み。ミシシッピーバレーから大西洋沿岸部にかけての地域で は、今後5日間に25〜75ミリの雨量が見込まれる。この雨にもかかわらず、中部〜 東部にかけての地域の気温は平年並〜平年を上回るだろう。 6〜10日間予報に関しては、7月12〜16日にかけて全国的に気温及び雨量は 平年並〜平年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは散発的な雨または雷雨が発生し、局地的に農作業に遅れが発生してい るが、夏穀物にとって土壌水分は適度を維持している。乾燥が懸念される地域は北半分 の地域に限られている。 米国南部では、テキサス州中部では散発的な降雨が続くなか、洪水発生後の復旧作業 が続けられている。一方熱帯性低気圧のシャンタルは大西洋沿岸中部に雨をもたらし続 ける見込みだが、雨量は減少すると見られる。 大豆製品は、大豆油、大豆粕は共に大豆の大幅安に追随安。大豆油は原油の堅調を受 けて下げ幅は限られたが、需給面が弱気な大豆粕の下げ幅は大きくなった。 大豆粕12月限の終値は前日比6.30ドル安の285.90ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは暖かななか湿度が高く、土壌水分は概ね適度から十分。 ・中西部の気温は開花〜受粉の時期を迎えているコーン・大豆にとって適度となる 26〜32℃。 ・7月3日時点の大豆週間輸出検証高は38万9364トンで前週の23万6714 トンを上回る。 MINKABU PRESS
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