シカゴ穀物引け速報=続落、米産地の良好な生育と米関税不安から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2025/07       1024.25      - 7.50
                      2025/11       1017.50       - 3.25
 コーン          2025/07        411.00       - 7.00
                      2025/12        414.25       - 6.50
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 大豆は軒並み続落。終値の前日比は10.25〜1.75セント安。中心限月の11
月限は前日比3.25セント安の1020.75セント。
 前日日中取引終了後に発表された作柄報告では平年並みのペースを保って生育が進ん
でいることに加え、作柄も良好を維持していることが確認されたことが弱材料となっ
た。また、米トランプ政権による相互関税の上乗せ分の通達が開始されたことで米国と
他諸国との貿易摩擦の高まりが懸念され、売り優勢となった。
 コーンは揃って続落。終値の前日比は7.00〜1.50セント安。中心限月の12
月限は前日比6.50セント安の414.25セント。
 米産地では生育に適した天気が続き前日日中取引終了後に発表された作柄報告でも順
調な生育が確認出来たことで豊作見通しが強まるなか、米トランプ政権が8月1日まで
交渉の余地がある、としながらも相互関税の上乗せ分の通達を開始したことで輸出不安
が高まり軟調となった。12月限は一代安値を再度、更新した。

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