NY貴金属引け速報=金はドル堅調が警戒され続落、PGM系貴金属は反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 8  3316.9  - 25.9       プラチナ    25/10   1391.3   + 18.0
         25/12  3372.6  - 26.1               26/ 1   1395.9   + 18.1
    銀   25/ 9  3674.9  - 15.5       パラジウム   25/ 9   1121.70  + 7.00
        25/12  3720.7  - 15.4               25/12   1134.30  + 7.00
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 ニューヨーク金、銀は続落。前日比は金が26.1〜24.0ドル安、中心限月の8
月限が25.9ドル安、銀が15.7〜14.3セント安、中心限月の9月限は15.
5セント安。
 金8月限は続落。時間外取引では、前日発表のトランプ関税の交渉期限が7月9日か
ら8月1日に再延長されるなか、欧州時間に入り、小幅に下げ幅を拡大し、8ドル超の
下落で推移。日中取引では、翌9日に6月17・18日に開催の米連邦公開市場委員会
(FOMC)の議事録の公表を控え、玉整理の動きが増えるなか、手じまい売りが先行
し、下げ幅を拡大した。序盤、ドルが対ユーロ、対円ともに上昇し、ドルが堅調に推移
したことが警戒された。中盤からドルが対ユーロで反落となったことで下げ幅を縮小し
たが、逃避買いの動きが活発化せず、軟調地合いを払拭できずに取引を終えた。
 銀9月限は時間外取引で小幅安で推移。日中取引では、金の一段安につれ安となった
後、下げ幅を縮小した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが14.8〜18.1ドル
高、中心限月の10月限が18.0ドル高、パラジウムは7.00〜7.20ドル高、
中心限月の9月限は7.00ドル高。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、トランプ米大統領が8月1日からの新た
な関税率を公表したが、交渉の余地を残していることからアジア株が堅調に推移を受
け、アジア時間から買い優勢。欧州時間に入り、一段高となり、16ドル超の上げ幅を
維持して推移。日中取引では金、銀が下げ幅を拡大したことが上値圧迫要因となり、上
げ幅を縮小したが、ドル建て現物相場が1350ドル台〜1360ドル台で堅調に推移
から2ケタ高を維持して引けた。
 パラジウム9月限は反発。時間外取引から反発し、欧州時間でも17ドル超の上げ幅
を維持。日中取引は上げ幅を縮小も小高く推移した。
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