石油午前=上昇、需給の引き締まり期待や米減産見通しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。北半球が夏季休暇シーズンに入り、石油需要が上振れする時
期に入っていることが相場を押し上げている。世界最大の産油国である米国の減産見通
しが強まっていることも支援要因。円相場は1ドル=146円後半で円安・ドル高推
移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことも
あって、時間外取引でニューヨーク原油8月限は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は上げ幅をやや縮小。一時6万
0710円まで押し戻された。
 午前11時05分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
750〜890円高。
 午前11時05分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が494枚。
【イランは対空防衛システムを急速に再建】
 ミドル・イースト・アイの報道によると、イラン・イスラエル戦争が終結した後、イ
ランは中国製のミサイルシステムにより防空体制の強化と補強を実施している。この
12日間戦争が終結してから間もないものの、防衛システムやミサイルの引き渡しが完
了しているとも伝わっている。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.18ドル安の68.15ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは67.78〜68.19ドル。
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