石油午前=下落、米原油在庫の取り崩しは続かず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が
増加し、在庫の取り崩しが続いていないことが重しとなっている。米製油所稼働率は高
水準を維持している反面、原油輸出が減少し、在庫の積み増しにつながっている。石油
輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の解消を急ぎ、生産目標の急拡大が続いてい
ることも重し。円相場は1ドル=145円後半まで円高・ドル安推移。時間外取引でニ
ューヨーク原油8月限は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限は5万9810円まで軟化。夜間取引の
安値である5万9800円に迫った。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
540〜30円安。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が89枚。
【米シェブロンは最大30億ドルのコスト削減を計画】
 米石油大手シェブロンは2026年までに最大30億ドルのコスト削減を計画してい
る。今年2月に発表しているコスト削減計画が修正されるという。この計画のなかには
従業員数の最大20%(約9000人)の削減も含まれる。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.15ドル安の68.23ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは68.04〜68.39ドル。
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