−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 412.50 414.00 407.25 407.25 - 5.25 2025/09 399.00 400.50 396.25 399.25 0.00 2025/12 415.00 417.00 412.50 416.50 + 1.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 321,584 418,837 1,477,704 (- 21,260) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(7月3日までの週) コーン:215万0600トン(事前予想レンジ:90万〜170万トン) 小 麦: 57万7200トン(事前予想レンジ:20万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(7月16日−7月20日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは小幅まちまち。終値の前日比は1.00〜2.50セント高。中心限月の 12月限は前日比1.00セント高の416.50セント。 米産地での良好な生育が引き続き重石となる一方で、米農務省(USDA)が発表し た週間純輸出成約高が200万トンを超えるなど強弱材料が交錯したことに加え、11 日にUSDA月例需給報告の発表を控えて玉整理の動きが見られた。12月限は前日と ほぼ同じレンジでの高下にとどまった。 12月限は415セントで取引を開始した後にしばらくもちあった後、欧州の時間帯 にかけて浮上しながらも戻り待ちの売りを浴びて412.50セントの安値まで軟化。 ただ、シカゴの時間帯を迎えると強気な輸出が手掛かりとなって再浮上。417セント の高値に何度か顔合わせした後、高値圏を維持して終えた。 米農務省(USDA)が発表した7月3日の週までの週間純輸出成約高は215万 0600トンで前週の147万2900トンを大幅に上回った。 今年度の累計純輸出成約高は6810万7200トンと、前年同期の5373万 5200トンをおよそ27%上回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミシシッピーバレー西部では降雨となりほとんどのコーン及び大 豆にとって十分となる量の土壌水分を維持。コーンベルト南西部では最高気温が34℃ まで上昇しているが、ほとんどの地域の気温は開花〜受粉期を迎えた夏穀物にとって 適度な温度となっている。 今後5日間は広い範囲で雨または雷雨となり、プレーンズ中部および南部から中西部 北部にかけての地域の雨量は25〜100ミリが見込まれる。 6〜10日間予報では7月15〜19日にかけてプレーンズ及び中西部北部の気温は 平年を下回りる一方、雨量は平年を上回るだろう。 シカゴ小麦は反発。米農務省(USDA)発表の月例需給報告の発表を控えるなか、 米産地の乾燥や低迷している作柄が生産量に反映される可能性が意識され、買い優勢で 運ばれた。12月限は7月3日以来の水準まで浮上しており、560セント台前半で底 堅さを確認した後に値を伸ばした形となった。 中心限月の12月限は前日比7.75セント高の575セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは北半部で降雨が発生し気温はやや低下しているが、概ね平年を上回っ ており、10日午後にはプレーンズ中部の気温は36℃に達している。南部では高温多 湿となり、夏穀物は順調なペースで生育中。 米国南部ではテキサス州からフロリダ州にかけて不安定な天気となっている。現在、 冬小麦の収穫などが行われてるが、一部では土壌水分が過剰な状態が続いている。 今日の材料 ・暖かななか晴天が広がりコーンと大豆の生育が進行。 ・ハイプレーンズ北部では土壌水分不足が続く。 ・プレーンズ及び中西部北部でも雨がちな天気が続き5日間雨量は25〜75ミリに 達する見込み。 ・7月3日の週までの週間純輸出成約高は215万0700トンで前週の147万 2900トンを大幅に上回る。 MINKABU PRESS
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