[今夜の視点]シカゴ大豆=需給報告次第だか無風で終わる可能性も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。11月限は1014〜1015セント台で推移し
ている。今夜に米農務省(USDA)の月例需給報告を控えていることで、値動きが抑
えられている。需給報告に関しては、実際の産地視察による新穀の生産高見通しの発表
は8月からのため今回までは机上の計算によるものになる。したがって大きな修正は予
想しにくいため、無風で終わる可能性が高そうだ。

 前日のシカゴは反発。週間輸出成約高が75万トン台と事前予想レンジの上限を上回
っていることに支援されるなか、11日のUSDAの月例需給報告を控えて売り方の買
い戻しが先行した。ただ上げ幅は抑制された。

 11月限は10ドル台を割りこまずに反発。高値は1015.00セントまであっ
た。引けは1013.75セント。
        、
<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 消費者物価指数 2025年6月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 貿易収支 2025年5月(国立統計局)
【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2025年5月(国立統計局)
【経済】 15:00 製造業生産指数 2025年5月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 7/12 23:00 財政収支 2025年6月(財務省)
【農産】 7/12 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】 7/12 01:00 農産物生産高(USDA)
【商品】 7/12 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 雇用統計 2025年6月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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