ゴム午前=軟調、上海ゴム下げ幅拡大で地合いを緩める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、軟調。寄り付きでは、上海夜間安を映し、売りがやや優勢となっ
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことから、地合いを緩めて
いる。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比4.3〜0.2円安。活発限月12
月限は同1.9円安の315.4円、期先26年6月限は出来ず、推定出来高は153
枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は上げ一服か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海安を背景に軟調な展開となっている。活発
限月の12月限は、寄り付き直後に317.9円まで上昇したが、その後は水準を引き
下げ、315円台に沈んでいる。
 11日の取引では315円台に下落後、地合いを引き締めた。ただ、今日は上海ゴム
が地合いを緩めているうえ、12月限は11日まで4連騰となっており、調整安となり
やすい。現状、315円前後が支持となっているが、同水準を割り込むと、節目の
310円付近まで軟化する可能性があるので注意したい。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSRは20は売りがやや優勢とな
り、1.3〜0.9セント安で推移している。
 上海ゴムは総じて上伸。午前11時07分現在、指標限月の2025年9月限は、前
営業日比140元安の1万4245元で推移している。

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