14日前引けの日経平均株価は前営業日比99円96銭安の3万9469円72銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億718万株、売買代金概算は1兆7680億円。値上がり銘柄数は1037、対して値下がり銘柄数は526、変わらずは63銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなかも目先戻り売り圧力が拭えず、日経平均は下値を探る展開を余儀なくされた。トランプ関税に伴う世界経済減速への影響を警戒する動きが根強く、保有株のポジションを低める動きが優勢となった。ただ、下値では押し目買いも観測され、一時300円近い下げで3万9200円台まで売られたが、その後は下げ渋る動きをみせている。なお、TOPIXは相対的に強さを発揮し、前引けは小幅マイナス圏で着地したものの、前引け間際にわずかながらプラス圏に踏み込む場面もあった。なお、前場の売買代金は1兆7000億円台と低調。 個別では三菱重工業<7011>が高く、IHI<7013>や川崎重工業<7012>なども買い直されるなど防衛関連が切り返す動きとなっている。ディスコ<6146>がしっかり、日立製作所<6501>も堅調。GMOインターネット<4784>が値上がり率トップに買われ、タマホーム<1419>も活況高となった。アドソル日進<3837>も値を飛ばした。半面、良品計画<7453>が冴えず、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>も安い。サンリオ<8136>が大きく下値を探った。ジェイテックコーポレーション<3446>が急落、ジンズホールディングス<3046>も大幅安。 出所:MINKABU PRESS
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