−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 411.75 412.75 398.75 412.75 + 9.75 2025/09 394.50 401.00 391.25 400.00 + 4.00 2025/12 410.50 418.75 407.50 418.00 + 5.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 443,263 339,159 1,474,626 (+ 2,228) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(7月10日までの週) コーン:128万7159トン(前週改定値:156万3946トン) 小 麦: 43万9533トン(前週改定値: 52万2234トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(7月13日までの週) コーン:シルキング:34%(前週18%、前年39%、平年33%) ド ウ : 7%(前週 3%、前年 7%、平年 5%) 「良」以上:74%(前週74%、 前年68%) 「劣」以下: 5%(前週 5%、 前年 9%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(7月20日−7月24日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは揃って反発。終値の前日比は3.25〜9.75セント高。中心限月の12 月限は前日比5.75セント高の418セント。 米産地での順調な生育や良好な作柄を受けて豊作見通しが強まるなか一時は値位置を 落として一代の安値を更新する場面も見られたが、7月8日以降の取引で一代の安値を 更新する場面が続いたうえ、当限が納会を迎えたことから買い戻す動きが広がり、堅調 な値動きに転じた。 12月限は410.50セントで取引を開始した後、407.50セントまで値を落 として一代の安値を更新したが、その後は買い戻す動きが広がり欧州の時間帯には 415セント台に到達。その後は414.50セントを下値支持線とするもちあいが続 いたが、終盤に値を伸ばして418.75セントの高値に到達。この日の高値に近い水 準のまま引けを迎えた。 USDAによると、米国の7月10日時点の週間輸出検証高は128万7159トン で前週の156万3946トンを下回った。一方の累計は5780万6276トンで 前年同期の4462万2724トンを約30%上回っている。 USDAによると7月13日時点のコーンのシルキング率は34%で前年の39%は 下回ったものの、平年の33%は上回った。またドウ率は前年と同率の7%で平年の 5%をやや上回った。 一方の作柄のうち良以上の比率は74%、劣以下の比率は5%で共に前週と同率。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは五大湖周辺からオハイオバレーにかけて弱い寒冷前線が広がってい る影響で降雨が発生。気温は30〜32℃前後でコーンと大豆の生育に適した環境が続 いている。 米中部および東部では寒冷前線の影響で今後も広い範囲で降雨または雷雨となり、プ レーンズ北部と中部、そして中西部の多くの地域ではまとまった雨量を伴う降雨が見込 まれる。7月19〜23日は多くの地域で気温及び雨量は平年並〜平年を上回るだろ う。 シカゴ小麦は続落。米国が欧州連合(EU)、メキシコに対し関税率を通達するなか 米貿易摩擦に対する警戒感が強まったうえ、米産地では生育に適した天気が広がってい ることが弱材料視された。 12月限は前営業日比3.25セント安の562.25セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではテキサス州で降雨が発生しサンサーバ河の一部で水位は1952年9 月以来の水準まで上昇。プレーンズ北部では降雨のないなか36℃まで気温が上昇。 米国南部では、高温多湿と穀物の生育に適した天気が広がっているが、局地的に降雨 となっており洪水からの復旧作業の妨げとなっている。 今日の材料 ・コーンベルトでは開花〜受粉の時期を迎えているコーン・大豆にとって適度となる 26〜32℃となるなど生育に適した天気が続く。 ・7月10日時点の週間輸出検証高は128万7159トンで前週の156万3946 トンを下回る。 ・7月13日時点のコーンのシルキング率は34%で前年の39%は下回ったものの、 平年の33%は上回る。 ・7月13日時点のドウ率は前年と同率の7%で平年の5%をやや上回る。 MINKABU PRESS
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