アジア株 上海株は0.9%安、不動産市場低迷 GDP「5%前後」上回り支援策期待も後退 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 24253.38(+50.06 +0.21%) 中国上海総合指数 3486.88(-32.77 -0.93%) 台湾加権指数 22801.07(+186.10 +0.82%) 韓国総合株価指数 3195.32(-6.71 -0.21%) 豪ASX200指数 8615.70(+45.30 +0.53%) インドSENSEX30種 82393.13(+139.67 +0.17%) アジア株はまちまち。 エヌビディア報道を受け一時1.3%近く急騰した香港株は上げ幅を縮小している。エヌビディアは中国で「H20」販売再開の許可が得られる見込みだとのブルームバーグ報道を受けハイテク関連が一時大幅上昇した。ただ、中国住宅統計が弱く上海株が急落していることを受け香港株も上げを縮めている。 上海株は0.93%安。緑地控股や保利置業集団、新城控股集団、金地集団など不動産株が大幅下落している。 きょう発表された住宅統計は総じて弱い内容だった。6月の新築住宅価格は前月から下落幅が拡大し昨年10月以来最大の下落幅となった。中古住宅価格も下落幅が拡大し昨年9月以来最大の下落幅を記録。不動産投資も11.2%減少と予想以上に減少した。 きょう発表された中国第2四半期GDPは前年同期比+5.2%と前回の+5.4%から減速したものの市場予想は上回った。政府目標である「5%前後」を上回ったことから、当局が急いで支援策を打ち出す必要性がなくなる。
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