シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限は上値重く推移しているが、10ドル台は維 持している。 前日の引け後に発表された生育進度は、開花が47%(前週32%、前年49%、平 年47%)、着サヤが15%(前週8%、前年17%、平年14%)とほぼ平年並みだ った。一方、作柄は「良」以上の割合が70%(前週66%、前年68%)、「劣」以 下の割合が5%(前週7%、前年8%)と大幅に改善していたため、これが今夜の圧迫 要因となる可能性がある。 また外部要因としては、今夜は6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるた め、それを受けたドルや米株の値動きにも注意したい。 前日のシカゴは期近の主要限月が続落。米国産の作柄に対する弱気の見方が優勢とな るなか、週間輸出検証高が14万トン台と引き続き低調だったうえ、7月当限が10ド ルの節目を割り込んで軟調納会となったことで、期近の上値が重くなった。 11月限は下振れ後に戻して小幅安で引けた。安値は998.25セントと、10ド ル台を割り込んだが、引けは1007.00セントまで戻した。 、 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 18:00 鉱工業生産 2025年5月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 18:00 景況感指数 2025年7月(ZEW) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年6月(労働省) 【経済】 21:30 製造業景況指数 2025年7月(ニューヨーク連銀) 【工業】 7/16 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年6月(カナダ統計局) 【経済】 21:30 製造業出荷 2025年5月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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