[今夜の視点]金・銀=米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米大統領がメキシコと欧州
連合(EU)に対する関税率通知を発表したことを受けて上昇する場面も見られたが、
利食い売りが出て上げ一服となった。アジア市場では、朝方の3344.36ドルか
ら、ドル安を受けて買い優勢となった。午後に入ると、3365ドル台まで上昇した。

 貿易摩擦に対する懸念などを受けて押し目を買われた。今夜は6月の米消費者物価指
数(CPI)の発表がある。事前予想は前年比2.6%上昇と前月の2.4%上昇から
伸びが加速するとみられている。8月1日までの関税交渉の行方も当面の焦点である。

<今夜の予定>
・ユーロ圏鉱工業生産 2025年5月(EUROSTAT)
・独景況感指数 2025年7月(ZEW)
・米消費者物価指数 2025年6月(労働省)
・米製造業景況指数 2025年7月(ニューヨーク連銀)
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