貴金属は、金が反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢 となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが円安を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は31.69ドル安 の3326.58ドル、銀が58セント安の3773セント、プラチナが7.06ドル 安の1371.50ドル、パラジウムは4.23ドル高の1202.00ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=148.92/93円で、前営業日の 大引け時点から1.23円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万6035円前後、銀は183.0円前後、プラチナ は6105円前後、パラジウムは5600円前後。 【NY金は予想以上の米CPIが圧迫】 金はきのうの海外市場は、予想以上の米消費者物価指数(CPI)を受けて売り優勢 となった。 金は予想以上の米消費者物価指数(CPI)が圧迫要因になった。6月の米CPIは 前月比0.3%上昇し、前月の0.1%上昇から加速し、1月以来の大幅な上昇となっ た。トランプ米政権の関税措置がインフレに影響し始めていることが示唆され、米連邦 準備理事会(FRB)は9月まで様子見姿勢を維持する可能性がある。 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、経済を巡る足元の不透明感を踏まえ、政策金 利の変更は急いでいないとの考えを示した。一連のデータは、関税措置がインフレを押 し上げるものの、全体的な影響は懸念されていたほど深刻でない可能性をも示唆してい ると述べた。 銀はきのうの海外市場は、予想以上の米消費者物価指数(CPI)や金軟調を受けて 売り優勢となった。 【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。第2四半期の中国の国内総生産(G DP)は前年同期比5.2%増加し、市場予想の5.1%増を小幅に上回った。米国の 関税に直面する中でも底堅さを示した。一方、6月の米消費者物価指数(CPI)は前 月比0.3%上昇し、前月の0.1%上昇から加速し、1月以来の大幅な上昇となっ た。 <今日の予定> ・英消費者物価指数 2025年6月(国立統計局) ・ユーロ圏貿易収支 2025年5月(EUROSTAT) ・米生産者物価指数 2025年6月(労働省) ・米鉱工業生産・設備稼働率 2025年6月(FRB) ・米地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB) MINKABU PRESS 東海林勇行
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