[今夜の視点]金・銀=米国のインフレ期待などを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、予想以上の米小売売上高が
圧迫要因になったが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。アジア市場では、朝方の
3341.46ドルから、手じまい売りなどが出て3335ドル台まで下落したのち、
押し目を買われた。午後に入ると、戻りを売られた。

 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は、29〜30日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)会合で、政策金利を0.25ポイント引き下げるべきだとの考えを示し
た。ただフェドウォッチでは、金利据え置きが見込まれており、金の反応は限られた。
今夜は7月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表がある。インフレ期待などを
確認したい。

<今夜の予定>
・独生産者物価指数 2025年6月(連邦統計庁)
・ユーロ圏国際収支 2025年5月(ECB)
・米住宅着工・許可件数 2025年6月(商務省)
・米消費者信頼感指数 2025年7月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。