金・銀市況=金は反発、円高一服や現物高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,954    +23    16,090   +25  : 3,338.25    +8.84
銀          180.0    0.0     183.0   0.0  : 3,822.00   +41.00
プラチナ     6,640   +135     6,188  +126  : 1,454.00   +46.50
パラジウム   6,100   +500     6,100  +500  : 1,297.42   +89.47
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.78   +0.01  ユーロ・ドル相場   1.1619  +0.0044
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【市況】
 金は反発。ドル建て現物相場の上昇と円高を受け、まちまちで始まったのち、円高一
服を受けて押し目を買われたが、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられた。午後に
入ると、ドル建て現物相場の下げ一服を受けて堅調となった。銀は先限が変わらずとな
った。
 前営業日比は、金標準、金ミニが23〜43円高、ゴールドスポットが44円高、銀
が変わらず。
 推定出来高は、金が2万2645枚、金ミニが6304枚、ゴールドスポットが
1307枚、銀が1枚。
【金はウォラー米FRB理事の利下げ主張などが支援】
 金先限は1万6101円まで上昇した。ドル建て現物相場の押し目を買われたことや
円高一服が支援要因になった。円相場は1ドル=148円台前半で円高が一服し、
148円台後半の円安となった。
 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は、29〜30日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)会合で、政策金利を0.25ポイント引き下げるべきだとの考えを示し
た。ただフェドウォッチでは、金利据え置きが見込まれており、金の上値は限られた。
一方、今週は米大統領のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長を攻撃する発言が目立
ち、今後の行方も確認したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、予想以上の米小売売上高が
圧迫要因になったが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。アジア市場では、朝方の
3341.46ドルから、手じまい売りなどが出て3335ドル台まで下落したのち、
押し目を買われた。午後に入ると、戻りを売られ、3332ドル台まで下落したのち、
下げ一服となった。
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