前週は320円台後半まで値上がりする展開になった。上海ゴム相場の堅調地合と円 安を手掛かりに、上値追いの展開になった。中国の4〜6月期国内総生産(GDP)で 中国経済活動の鈍化が確認されたが、中国コモディティ市場では逆に景気刺激策への期 待を織り込む動きが優勢になった。鉄鉱石相場なども大きく買われている。また、米中 通商協議の進展期待も、ゴム相場を下支えした。 今週も底固い展開が続きやすい。中国政府の景気刺激策期待がメインテーマに設定さ れている以上、鉄鉱石相場などと連動した底固い展開が続きやすい。実際に中国政府が 大規模な景気刺激策を打ち出す可能性は低いだけに短期上昇圧力との評価になるが、 330円を上抜くとチャート主導の買いも膨らみやすくなる。特に円安環境も維持され ると、350円の節目に迫る可能性がある。ただし、あくまでも思惑先行の値動きであ り、上海ゴム相場が1万5000元水準で抵抗を受けると、上げ一服となる。 予想レンジは320〜345円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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