前週は69.65ドルまで値上がりして戻り高値を更新した後、66ドル水準まで軟 化する展開になった。ドライブシーズンの需給引き締まりを織り込む展開が続いたが、 70ドル水準は上げ過ぎとの見方が強く、上げ一服となった。その後は米石油製品在庫 の増加、ドル高などを手掛かりに調整売りが膨らんでいる。イラク北部で油田が攻撃を 受けたが、供給リスクの織り込みは限定された。通商環境に対する関心も高いが、原油 相場に対する影響は限定された。 今週は60ドル台中盤から後半で揉み合う展開になる見通し。ドライブシーズンの需 給引き締まりに対する信頼感は強いが、70ドル台まで相場を押し上げていくのは難し いだろう。23日発表の米週間需給統計で在庫減少が確認されると買いが膨らみやすく なるが、一方的な展開にはなりづらい。ただし、まだ行楽需要の下値サポートが続きや すく、最近の取引レンジを踏襲する展開に留まる見通し。22日に8月限が取引最終日 になるため、持高調整により不規則な値動きには注意が必要。通商環境を巡る動きにも 注目したい。 予想レンジは63.00〜69.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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