前週は3300ドル台で売買が交錯する展開になった。米消費者物価指数、トランプ 米政権の通商政策でインフレ懸念が高まる中、米金利上昇・ドル高圧力はネガティブ。 一方で、米金利上昇・ドル高環境でも大きく値を崩さなかったことはポジティブ。通商 リスクや地政学リスクなどを背景とした買い圧力の強さも同時に確認できる状況になっ ている。金上場投資信託(ETF)残高も、増減を繰り返してトレンドが定まらなかっ た。 今週も3300ドル台で下値を固めつつ、3400ドルを窺う展開になろう。トラン プ米政権が通商協議の期限とする8月1日が迫ることで通商環境に大きな動きがみられる かに注目したい。金相場の強気派目線だと、通商リスクが高まるよりも、通商リスク軽 減で米金利低下・ドル安が進んだ方が好ましい。ただし、29〜30日に米連邦公開市 場委員会(FOMC)を控えていることで、イベントリスクから一方的な相場展開には なりづらい。3300ドル台で値固めを進めつつ、ドル高が一服すると3400ドル水 準を打診する見通し。 予想レンジは3300〜3400ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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