貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢 となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は61.66ドル高 の3399.91ドル、銀が71セント高の3893セント、プラチナが8.20ドル 安の1445.80ドル、パラジウムは42.63ドル安の1254.79ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=147.41/43円で、前営業日の 大引け時点から1.37円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万6230円前後、銀は190.0円前後、プラチナ は6165円前後、パラジウムは6100円前後。 【NY金は米政権のFRBに対する圧力などが支援】 金はきのうの海外市場は、米政権の連邦準備理事会(FRB)に対する圧力などを受 けて買い優勢となった。 金は米政権の連邦準備理事会(FRB)に対する圧力などが支援要因になった。トラ ンプ米政権が今週、米連邦準備理事会(FRB)の本部を訪問する方向で調整してい る。25億ドル規模の改修に関する審査が目的という。またベセント米財務長官は、米 連邦準備理事会(FRB)全体を一つの組織として検証し、これまで組織として成功し てきたかどうかについて検討する必要があるとの認識を示した。 7月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は61.8と、6月確報値の60.7か ら上昇し、市場予想の61.5を上回った。若干改善したものの、トランプ大統領の再 選を受けて上昇した昨年12月の水準を依然として大きく下回っている。1年先の期待 インフレ率は4.4%、5年先は3.6%で、ともに前月の5.0%、4.0%から低 下。それぞれ5カ月ぶり、2月以来の低水準となった。 銀はきのうの海外市場は、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。 【プラチナは前週末の利食い売りが圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。 プラチナは前週末に利食い売りが出たことが圧迫要因になった。ニューヨーク市場で 一代高値を更新し、利食い売りが出やすい。またニューヨークの指定倉庫在庫が増加 し、実需筋の売りが出ている。一方、米政権の連邦準備理事会(FRB)に対する圧力 などを受けて金が堅調に推移したことは下支え要因である。 <今日の予定> ・NZ貿易収支 2025年6月(NZ統計局) MINKABU PRESS 東海林勇行
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