●論点解説穀物、豊作見通しと下げ過ぎ感の攻防=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ穀物相場は上値の重さを維持しているが、値動きは鈍い。受粉期も終盤に差し
掛かり始めているが、今季は一貫して天候リスクが不在の状況にある。雨がちな天候が
続いていることで、ホット・アンド・ドライの脅威はほとんど話題になっていない。天
候相場の目線だと値下がりが支持される環境だが、同時に豊作見通しを前提にしても
400セント水準では割安感や売られ過ぎ感がある。既に旧穀限月は400セントを割
り込み始めているが、新穀限月は400セントが支持線になるのかを打診する局面にな
る。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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