−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 8 3,335.6 -37.9 シカゴ大豆 2025/11 1,021.00 -3.25 NY銀 2025/ 9 3,836.5 -85.9 シカゴコーン 2025/12 419.00 -1.75 NYプラ 2025/10 1,422.8 -17.7 NY原油 2025/ 9 65.16 -0.87 NYパラ 2025/ 91,254.70 -33.90 ドル・円 147.65 +0.74 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時148円台をうかがう NY為替市場、ドル円は途中で伸び悩んだものの、一時148円台をうかが う展開を見せていた。ドル高がドル円をサポートしていたが、前日の米新規失業保険申 請件数が雇用の力強さを示していたことや、トランプ大統領が改修工事を行っているF RB本部を訪問後、「パウエル議長を解任する必要はない」と述べたことで安心感が広 がり、ドル買いの反応に繋がっているようだ。 ◎NY貴金属=続落、欧米の関税合意見通しが圧迫 ニューヨーク金、銀は続落。 金8月限は続落。時間外取引では、欧米の関税合意見通しや米大統領が連邦準備理事 会(FRB)の解任は必要ないと述べたことを受けて売り優勢となった。欧州時間に入 ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、米耐久財受注の減少幅が予想以下となったこ とを受けて軟調となったが、売り一巡後はドル高一服を受けて下げ一服となった。 銀9月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、金軟調につれ安となった。欧州時間に入 ると、手じまい売りが出て下げ幅を拡大した。日中取引では、金軟調が圧迫要因になっ たが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。 パラジウム9月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 ◎LME=続落、アジア・欧州株の下落などが圧迫 アルミ3カ月物は続落。2646ドルと小幅安で取引を開始。アジア市場での株安が 圧迫要因になったが、押し目を買われると、欧州時間に2659.50ドルまで上昇し た。ただ米国と欧州連合(EU)の関税交渉の行方が待たれるなか、手じまい売りが出 ると、テクニカル要因の売りを巻き込んで2630.50ドルまで下落した。 銅3カ月物は続落。9855.00ドルで売り優勢で始まったのち、押し目を買わ れ、9919.97ドルまで上昇したが、アジア株の下落を受けて売り優勢となった。 欧州時間に入ると、米国と欧州連合(EU)の関税交渉の行方が待たれるなか、軟調と なった。ニューヨーク時間には手じまい売りが出て9766.50ドルまで下落した。 ◎NY原油=反落、米国とEUの貿易交渉合意に対する楽観論が後退 ニューヨーク原油は反落。 ドル高傾向に加えて、8月1日の米国の関税発動を控えて、トランプ米大統領がこの 日、欧州連合(EU)と関税引き下げで合意が成立する確率は「半々」だと語ったこと で、前日支援材料となった楽観論が後退した。前日は楽観論で上昇していだけに反動安 が大きくなった。トランプ米大統領とEUのフォンデアライエン委員長が27日に英国 で合意に向けた最終協議を行う見通し。 ◎シカゴ大豆・コーン=反落、米国産地の天気が圧迫要因も輸出面が下支え 大豆は総じて反落。 米国産地の高温だが多湿傾向の天気が引き続き上値抑制要因となっているが、一方、 デイリー報告でメキシコ向けに大口輸出成約が発表されたことや米株高が下支え要因と なり、下げ幅は大きくなかった。 コーンは小反落。 受粉期にある米国産地の天気は引き続き圧迫要因となっているが、韓国やメキシコ向 けにデイリー報告の大口輸出成約が発表されたことや、欧州連合(EU)のコーン生産 高見通しを下方修正したことなとが下支え要因となり、下げ幅抑制された。 MINKABU PRESS
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