ゴム市況＝総じて急反落、一時１４８円台前半まで円安進行にも戻り限定

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　   ＲＳＳ３　　　   　     　　     　  ＴＳＲ２０
      2025/07　　     2025/12　   2026/07        2025/08    　  2026/07
　332.0  0.0    336.8  -5.4  　　 323.0   新甫    249.0   0.0    250.0   0.0
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 　　　上海ゴム９月限　　　　　15,060　 　-395　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は総じて急反落。寄り付きは上海ゴム夜間安を受けて、夜間取引の高
値から１０円前後水準を引き下げる限月が目立った。中盤は、日中取引の上海ゴムが一
段安から売り優勢の展開。期中１２月限は正午前に７円超の下落で推移。午後はジリ安
後にわずかに下げ幅を縮小したが、大幅安から抜け出せず。午後になり一時１ドル＝
１４８円台前半まで円安が進行にも戻りは限定的。
　ＴＳＲ２０は出来ず。上海天然ゴム先物は期近２本が下落。先限は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比８．０円安〜変わらず、活発限月の１２月限は同
５．４円安の３２６．８円、新甫の期先２６年７月限は６月限と同値の３２３．０円、
総出来高は５０７枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は９、１月限
が約定し、５１０〜４６５ポイント安。５月限は帳入値が４１５ポイント安、総出来高
は２７枚。
【上海ゴム９月限が１万５０００元割れかの見極めが必要】
　６番限の期中１月限は大幅安。一時１０．５円安の３２３．１円まで下落し、中心限
月のつなぎ足として今月１７日以来の安値をつけた。下げ幅を縮小したが、日足は長大
陰線引け。今月８日以降、大きな修正もなく、上伸してきた反動安。１４日間の相対力
指数（ＲＳＩ）は６５を維持し、まだ強気。上海ゴムの指標９月限が１万５０００元割
れまで下落。今後、大台を維持できるかの見極めが必要。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号が出来ず。ＴＳＲは２０は午前中から売りが優
勢で推移し、８．１〜５．７セント安で推移している。

　上海ゴムは下落。中心限月の９月限は、夜間取引から売り先行。日中取引で一段安と
なり、午後になり、１万５０００元割れを試すまで軟化。

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