プラチナ午前=プラチナは反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。円高を受けて売り優勢で始まっ
た。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて軟調となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが195円安〜8円高、プラチナミニ
が87.5〜70.0円安、プラチナスポットが237円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9506枚、プラチナミニが957枚、
プラチナスポットが3105枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。予想以下の米雇用統計を受けてドル
安に振れた。また7月の米ISM製造業購買担当者景気指数は48.0と前月の
49.0から低下し、5カ月連続で拡大・縮小の分岐点となる50を下回った。市場予
想は49.5だった。トランプ政権の関税措置の影響で輸入原材料価格が上昇する中、
工場での雇用を示す指数は5年ぶりの低水準に落ち込んだ。
 プラチナ先限は夜間取引で5686円まで下落した。欧州時間の手じまい売りが圧迫
要因になった。円相場は1ドル=147円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1320.30ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1307.50ドル、パラジウムが1195.78ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1294.30ドル、パラジウムが
1200.33ドル。
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