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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 65.15 66.75 63.64 64.35 - 0.81
2025/10 64.21 65.71 62.74 63.41 - 0.79
2025/11 63.52 64.96 62.16 62.79 - 0.73
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 731,654 2,025,845 ( - 5,774)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/09 226.28 + 1.26
2025/10 225.78 + 0.95
改質ガソリン 2025/09 209.04 - 0.11
2025/10 193.17 - 0.61
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.81〜
0.79ドル安。その他の限月は0.73〜0.48ドル安。
ロシアのモスクワを訪問したウィットコフ中東担当特使とプーチン大統領が行った会
談について、トランプ米大統領が「非常に生産的で、大きな進展があった」との認識を
示したことが重しとなった。ウクライナ戦争を続けるための主な資金源となっている石
油取引を封じるため、米国は8日にロシアに絡む二次制裁を発動する見通しだが、トラ
ンプ米大統領の発言から警戒感が後退した。米ウォール・ストリート・ジャーナル(W
SJ)や、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、早ければ来週にもトランプ
米大統領とプーチン露大統領が会談する可能性がある。
ロシア産石油の輸入を続けるインドに対して、トランプ米大統領は25%の追加関税
を課す大統領令に署名した。この追加関税は21日以内に適用され、インドからの輸入
品に対する税率は合計で50%となる。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、製油所稼働率は96.9%まで上
昇し、今年の最高水準を更新。夏場の需要期は終わりが見えているものの、原油消費量
は引き続き高水準。
時間外取引で9月限は堅調。通常取引開始に向けて66.75ドルまで上げたが、そ
の後は上向きの流れが反転し、マイナス転換した。引け近くに63.64ドルまで下落
し、約2ヶ月ぶりの安値をつけた。
改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反発した。ヒーティングオ
イルを含む留出油は世界的な供給不足が警戒されている。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 −302.9万(4億2366万)
ガソリン −132.3万(2億2708万)
留出油 −56.5万(1億1297万)
(クッシング地区)
原油 +45.3万(2301万)
*()は在庫総量
今日の材料
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・ネタニヤフ政権はガザ軍事行動を拡大する計画を7日に承認へ=同上
・米原油在庫の市場予想は前週比180万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比420万バレル減
・ガソリン在庫は同90万バレル減
・留出油在庫は同160万バレル増
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比170万バレル増
MINKABU PRESS
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