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現物 3カ月物
アルミ 2,609.66 + 47.04 2,609.00 + 46.50
アルミ合金 2,509.00 0.00 2,509.00 0.00
銅 9,613.38 + 42.20 9,676.00 + 37.50
ニッケル 14,927.72 + 109.36 15,135.00 + 111.00
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アルミ3カ月物は続伸。2566ドルで小高く取引を開始。アジア株高を受け浮上し
ながらも2580ドルが上値抵抗線として意識されるなか、高もちあいで推移。欧州時
間の終盤以降は上値探りに転じ、2620ドル台に到達。終盤に7月29日以来の高値
となる2624.50ドルまで上げ幅を拡大した。引けにかけても値を落とすことなく
2600ドル台を維持して終了。
銅3カ月物は反発。前日の軟調地合いを引き継ぎ、9625ドルで続落して寄り付い
たが、米中通商協議の進展期待を受けてアジア株が堅調で推移したことが強気材料視さ
れて浮上し、プラス圏に戻した。欧州の時間帯に入ってからも確りと推移し、9690
ドル台に到達したが、米トランプ大統領による医薬品への分野別関税の言及を受けて米
関税政策に対する不安感が強まり欧州株が上値の重い動きとなったため9700ドルが
近づいたところで伸び悩む場面が続いた。しかし、米国の時間帯を迎えると米利下げ観
測を受けたドル売りの動きから9708ドルの高値に到達。前日の高値9747.50
セントに届かず、転売に下押される場面があったが、終盤に買い戻す動きが広がり、堅
調に取引を終えた。
ニッケル3カ月物は大幅反発。1万5090ドルで反発で取引を開始。その後もアジ
ア株高や銅の堅調な動きが手掛かりとなり、ジリ高で運ばれ、米国の時間帯を迎える頃
には1万5235ドルに到達。貴金属市況の頭重い動きを受けて値を落としたものの、
米利下げ観測を受けたドル売りの動きに支えられて3ケタの上げ幅を維持して終了。
今日の材料
・6日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は続伸、16.40ポイント高の3633.99ポイント。
・欧州株は上昇。バイエルやノボなど冴えない決算があったが、全体的に様子見の雰
囲気が強まる中、株価指数は上昇。ただ、市場センチメントは依然として脆弱で投
資家は関税が企業の収益性やサプライチェーンに与える影響を見極めムード。
・ドルは下落。ドル円はニューヨーク時間の後半に1ドル=146円台後半に下落し
たが、147円台前半に戻して引けた。ユーロドルは1ユーロ=1.1600ドルの抵抗線を
超え、1.1668ドルまで上昇。7月28日以来の高値をつけた。
・米国株は上昇。ニューヨークダウは81.38ドル高、ナスダック指数は252.88ポイント
高(1.21%高)。
・ニューヨーク貴金属は金が小反落。銀、プラチナが小幅高。パラジウムは大幅安。
ニューヨーク原油は続落。
MINKABU PRESS
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