海外サマリー(7日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/12 3,453.7   +20.3  シカゴ大豆  2025/11   993.75   +9.25
NY銀     2025/ 9 3,829.4   +39.2  シカゴコーン 2025/12   407.00   +5.75
NYプラ    2025/10 1,354.2   +14.3  NY原油   2025/ 9    63.88   -0.47
NYパラ    2025/ 9 1,171.10 +23.50  ドル・円               146.97   -0.27
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は終盤に147円割れまで下落
 NY為替市場、終盤になってドル安が強まり、ドル円は146円台に下落。
トランプ大統領が、退任を表明しているクーグラーFRB理事の後任にミランCEA委
員長を指名した。自身のSNSで明らかにした。ただ、来年1月末までの暫定理事とな
る。
 ミラン氏はトランプ大統領の関税政策およびグローバル貿易体制の再構築の知的支柱
となった白書の著者として知られている。現在の政権内での役割を考慮すると、年内3
回のFOMCで利下げを求める声に加わることが予想されることから、為替市場はドル
安で反応したようだ。
 FRBの早期利下げ期待が台頭し、本日もボスティック・アトランタ連銀総裁の発言
が伝わっていたが、利下げに前向きな姿勢も垣間見せていた。短期金融市場では9月の
米利下げ確率が90%付近に上昇しているほか、年内2回の利下げも完全に織り込んで
いる。ミラン氏の指名で3回の利下げの
確率は43%程度まで上昇。
 ただ一部からは、例え日銀が追加利上げに動き、FRBが利下げに向かったとして
も、日米金利差は依然として大きいく、ドル円を押し下げるのは難しいとの指摘も出て
いる。投機筋の円ロングは縮小してこそしているものの、依然として高水準で積み上が
っており、円が上昇し、ドル円が下落したところでは、それらのポジションの巻き戻し
がまだ出易いという。
◎NY貴金属=軒並み上昇、米新規失業保険申請件数の増加などで
 ニューヨーク金は反発、銀は続伸。
 金12月限は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測
を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇したのち、上げ一
服となった。日中取引では、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受け
て押し目を買われた。その後は、利食い売りに上値を抑えられたが、ドル安を受けて押
し目は買われた。
 銀9月限は欧州時間に買い戻し主導で上昇した。日中取引では利食い売りに上値を抑
えられたが、ドル安を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引は、米国の関税に対する懸念に上値を抑えられ
た。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇したが、上げ一服となった。日中取引で
は、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受けて押し目を買われた。そ
の後は、金の上げ一服に上値を抑えられたが、ドル安を受けて押し目を買われた。
 パラジウム9月限は米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測などを受けて買い
優勢となった。日中取引では序盤の買い一巡後は他の貴金属の上げ一服に上値を抑えら
れたが、ドル安を受けて押し目を買われた。
◎LME=銅・アルミは小幅続伸、NYダウ安が重石で上値は抑えられる
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2619ドルで堅調で取引を開始。アジア株高を受けて
2641.50ドルの高値に達したが、その後は値位置を落とし2620ドル台後半で
高下。アジアの時間帯終盤には値位置を落として2611ドルを付けた後、買い戻され
たが米経済の先行き不安を受けた米株安を受けて戻り待ちの売りに値を沈め、終盤にか
けて下値を探る動きとなった。終盤にこの日の安値2601ドルを付けたが引け間際に
買い戻され辛うじてプラスサイドを回復して終了。
 銅3カ月物は小幅続伸。9665ドルで反落して寄り付いた後は、強気な7月の貿易
統計を受けた中国株高などが手掛かりとなって浮上しながらも9705ドルで伸び悩み
に転じてしばらくもちあった。アジアの時間帯後半に再び地合いを引き締め欧州の時間
帯には9738ドルの高値まで浮上。9730ドル台での高下が続いた後、欧州の時間
帯後半に軟化となり、9700ドルを割り込んだ。その後は米経済の先行きに対する不
安感が強まるなか、ニューヨークダウの下落に上値を抑制されたが、一方で米利下げ観
測に支えられプラスサイドを維持して終えた。
◎NY原油=総じて続落、来週にも米露首脳会談実施で停戦期待が浮上
 ニューヨーク原油は総じて続落。
 アジアの時間帯の時間外取引ではアジアの株高などで堅調だったが、来週にも米露首
脳会談が実施されることが発表され、ロシアとウクライナの停戦期待が浮上して売り優
勢となった。また米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の後任として、2020
年にトランプ大統領がFRB理事に任命したウォラー理事が最有力候補として浮上して
いると報道されるなか、FRBの独立性が懸念されて、米株安、ドル高となった外部市
場も弱気に作用した。
 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに総じて軟調。原油安で総じて上値が重かっ
たが、ヒーティングオイルの期近2本は需給タイト感から続伸した。
◎シカゴ大豆・コーン=反発、強気な輸出成約高と月例需給報告前の買い戻しで
 大豆は揃って反発。
 米農務省(USDA)が発表した週間純輸出成約高が強気な内容だったことが好感さ
れて買い優勢となった。また、USDAの月例需給報告を控えて玉整理基調が強まるな
か買い戻す動きが見られたため堅調となった。
 コーンは総じて反発。
 この日発表された米農務省(USDA)週間純輸出成約高が300万トンを超える好
調な数字となったことが買い支援要因となった。また、USDA月例需給報告では25
/26年度生産量予測の上方修正が見込まれながらも、これまで一代の安値を更新した
後で玉整理のための買い戻しが見られたことも浮上の一因となった。
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