●レビュー金、関税発動で安全資産の買い＝マーケットエッジ

　７日のニューヨーク金先物相場は、前日比２０．３０ドル高の３４５３．７０ドル。
トランプ米政権の関税発動を受けて、改めて景気減速懸念の織り込みが優勢だった。ど
の程度のインパクトが生じるのかは予見可能性が乏しく、安全資産に対する投資ニーズ
が拡大した。米長期金利は小幅上昇したが、米金融当局者からハト派の発言が目立つこ
と、新規失業保険申請件数が低調な数値になったことはポジティブ。引け後には、金が
米国の関税対象に含まれているとの報道を受けて、過去最高値を更新する展開になっ
た。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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