金相場は7日引け後に急伸し、3500ドル台回復から過去最高値を更新した。きっ かけになったのは、英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道だ。この報道ではスイ ス宝飾業界が関税の説明を求めたところ、1kgと100オンスの金について関税が免 除されるコードではなく、関税が適用されるコードであることが明らかになった。これ まで、金は関税対象外になっていたが、今後は米国が輸入する地金の大部分が関税対象 になる。サイズが異なる金の輸入を行うことで1kgバーに精錬することは可能だが、 供給環境に混乱が生じるのは避けられない。 単純な事務的ミスなのか、金輸入も貿易収支を悪化させる要因として抑制する方向に 動きだしたのかは不明だが、実際にスイスからの輸入に39%もの関税が課されられれ ば、スイスから米国への金輸出は止まる。あくまでも米国内の問題とも言えるが、CO MEX金先物相場の急騰リスクが浮上している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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