NY貴金属引け速報=関税巡る混乱で金は続伸も、引け後に失速

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/10  3463.0  + 37.8       プラチナ    25/10   1339.6  - 14.6
         25/12  3491.3  + 37.6               26/ 1   1347.4  - 13.7
    銀   25/ 9  3854.2  +  24.8      パラジウム   25/ 9  1143.40  - 27.70
        25/12  3904.5  +  25.6              25/12  1158.10  - 27.00
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 ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が34.3〜38.8ドル高、中心限月の
12月限が37.6ドル高、銀が24.8〜33.9セント高、中心限月の9月限は
24.8セント高。
 金12月限は続伸。米国土安全保障省の税関・国境取締局(CBP)が1キログラ
ム、100トロイオンス(3110グラム)の金地金が上乗せ関税の適用対象に含まれ
ると判断したと伝わったことが一時相場を押し上げ、中心限月として過去最高値を更
新。ただ、トランプ米政権が金地金の輸入には関税を課さない新たな方針を発表する意
向であるとブルームバーグが伝えたことから、引け後に失速した。
 銀9月限は続伸。今週にかけての反発基調を維持している。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは反落。前日比はプラチナが
14.5〜13.5ドル安、中心限月の10月限が14.6ドル安、パラジウムは
28.00〜25.60ドル高、中心限月の9月限は27.70ドル高。
 プラチナ10月限は反落。調整安局面が続くなかで戻り待ちの売りに押された。金地
金を巡るトランプ米政権の混乱した関税政策も重し。
 パラジウム9月限は反落。プラチナ相場に連動しつつ調整売りが継続している。
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