−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,615.49 + 4.40 2,619.50 + 3.50 アルミ合金 2,509.00 0.00 2,509.00 0.00 銅 9,677.25 - 46.55 9,766.00 - 37.00 ニッケル 14,819.77 - 233.35 15,031.00 - 233.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は小反発。2606ドルで小安く取引を開始した後、アジア株高を受 けて2620ドル台まで浮上した。しかし、アジア株がこれまでの上昇後で過熱感が警 戒されて利益確定の動きが広がり、軟化したことに追随して値位置を落とした。アジア の時間帯後半から米国の時間の序盤にかけ2617ドルを抵抗線としてもちあった。そ の後、終盤に買い戻す動きが広がり、引け間際に2627.50ドルの高値を記録。高 値では転売が見られたが、プラスサイドを維持して終えた。 銅3カ月物は続落。9795ドルで軟調で取引を開始。序盤はアジア株高に追随して 浮上してプラスサイドに達し、9836.50ドルの高値を付ける場面も見られたが、 前日の高値9865ドルを試す上昇にはならず。アジア株がこれまでの上昇後で過熱感 が警戒されるなか利益確定の売りが膨らんで値を落としたことに追随安となった。マイ ナスサイドに転じた後は9780ドルを抵抗線として高下。7月の米生産者物価指数 (PPI)が事前予想を上回り、インフレ加速化に対する警戒感が広がるなか米株式市 場でダウ平均やナスダックが軟調となったことで一時9714ドルまで値を落とす動き が見られた。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の米利下げ期待が引き続き下 支え要因となるなか買い戻されて下げ幅を縮小したが、9770ドルで頭打ちとなり、 安もちあいのまま取引を終えた。 ニッケル3カ月物は大幅続落。前日の弱気な流れを引き継ぎ1万5250ドルで軟調 に取引を開始。アジア株が序盤は堅調となったことに追随し1万5315ドルの高値を 付ける場面が見られたが、その後は軟化に転じた。引けにかけて下値を探る動きとなり 終盤に1万5005ドルの安値を記録。安値で買い戻されたものの200ドルを超える 下げ幅を記録する大幅安となった。 今日の材料 ・4日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は反落、17.02ポイント安の3666.44ポイント。 ・欧州株は軒並み上昇。アビバやアドミラルなどの保険会社の好決算を好感。一方、 エネルギーと素材は低調。NY時間に入って発表になった7月の米生産者物価指数 (PPI)を受けて欧州株も伸び悩む場面があったが、終盤にかけて堅調に推移した。 ・7月の米生産者物価指数(PPI) 結果 0.9% 予想 0.3% 前回 0.0%(前月比) 結果 3.3% 予想 2.5% 前回 2.3%(前年比) 結果 0.9% 予想 0.3% 前回 0.0%(食品・エネルギー除くコア・前月比) 結果 3.7% 予想 3.0% 前回 2.6%(食品・エネルギー除くコア・前年比) ・週間米新規失業保険申請件数 結果 22.4万件予想 N/A 前回 22.7万件(22.6万件から修正) ・ドルは上昇。ドル円は1ドル=147円台後半まで上昇。148円が抵抗線ながら堅調。 ユーロドルは2日ぶりの安値となる1ユーロ=1.1628ドルまで下落。 ・米国株は小反落。ニューヨークダウは11.01ドル安。ナスダック指数は2.47ポイント 安(0.01%低下)。 ・ニューヨーク貴金属は金、銀が下落、PGM系貴金属は上昇。ニューヨーク原油は反 発。 MINKABU PRESS
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