シカゴコーン市況=小幅まちまち、需給緩和観測が依然重石も大口成約が相殺

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/09    373.25      376.75      369.50      375.00      + 1.00
  2025/12    397.00      399.00      392.50      397.25        0.00
  2026/03    414.75      416.25      410.25      414.00      - 1.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       354,943         481,519        1,563,796 (+ 13,920)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(8月7日までの週)
 コーン:195万9200トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
 小 麦: 72万2800トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(8月20日−8月24日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は1.50セント安〜1.00セント高。
中心限月の12月限は変わらずの397.25セント。
 依然として11日発表の米農務省(USDA)月例需給報告での25/26年度米生
産量の大幅引き上げが弱材料として意識されながらも、この日、USDAが大口成約を
発表したことが買い支援要因となった。USDA発表の週間純輸出成約高は記録的な量
となった前週を下回りながらも高水準を維持したことも下支え要因となった。
 12月限は397セントで取引を開始した後は暫く398.50セントを上値抵抗線
としたもちあいとなったが欧州の時間帯にかけて軟化。一時は392.50セントの安
値を付けた。シカゴの時間帯を迎えると地合いを引き締めて引けにかけて値位置を切り
上げ、一時は399セントの高値に到達し、高値圏を維持したまま取引を終えた。

 米農務省(USDA)が発表した8月7日の週までの週間純輸出成約高は195万
9200トンと週間輸出高としては高水準だったが、記録的な量となった前週の333
万3600トンを大幅に下回った。
 今年度の累計純輸出成約高は7053万2600トンと、前年同期の5581万
6500トンをおよそ27%上回っている。
 USDAは共に25/26年度積みで韓国向け13万6000トン、スペイン向け
13万2000トンのコーンの大口成約を発表した。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトではコーンと大豆の生育に適した気温が続き、コーン・大豆は共に平年
並のペースを維持して生育中。現時点の作柄は2016年以来の高水準。ネブラスカ州
及びサウスダコタ州では気温が上昇するなか雷雨が発生。
 18日の週はプレーンズ中部および南部で熱波が広がるだろう。中西部北部、プレー
—ンズ北部では50〜150ミリの雨量を伴う降雨が発生する見込み。
 8月19〜23日は全国的に気温・雨量ともに平年並〜平年を上回るだろう。
 シカゴ小麦は反落。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は前週に続き70
万トン台を記録したうえ、米産地では乾燥が懸念される天気が続いていることが支援材
料となり、小幅高で推移する場面があった。しかし黒海の農業コンサルタントSovE
conがロシアの今年の小麦生産量見通しを前回より190万トン引き上げた8520
万トンとしたことが弱材料視されて売り優勢となった。この日、12月限は一代の安値
を更新した。
 中心限月の12月限は前日比3.75セント安の524.50セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、モンタナ州およびノースダコタ州以外で熱波が広がっている。降雨
の発生は無いため農作業は進行しているが、穀物にストレスを与えている。
 南部では、ミシシッピーデルタ以東を中心に局地的な大雨が続いており、一部では
鉄砲水も発生。
今日の材料
・コーンベルトではコーンと大豆の生育に適した気温が続く。
・18日の週は中西部北部、プレー—ンズ北部では50〜150ミリの雨量を伴う
 降雨が発生する見込み。
・プレーンズでは、モンタナ州およびノースダコタ州以外で熱波が広がる。
・8月7日の週までの週間純輸出成約高は195万9100トンと週間輸出高として
 は高水準だったが、記録的な量となった前週の333万3600トンを大幅に
 下回る=USDA
・25/26年度積みで韓国向け13万6000トン、スペイン向け13万2000
 トンのコーンの大口成約を発表=USDA

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