●論点解説金、関税で雇用鈍化とインフレ高進=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 7月卸売物価指数は、関税のインフレに対する影響の強さを示唆する内容になった。
まだ消費者レベルでの本格的なインフレは確認できていないが、企業部門では関税コス
トの吸収ができず、価格転嫁が本格化していることが示されている。卸売物価指数は、
米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するPCEコアデフレーターとの連動性も強
く、PCEデフレーターもインフレ懸念が裏付けられる数値になりやすい。関税で雇用
が鈍化すると同時に、インフレが高進しており、スタグフレーション的な経済環境に移
行している。短期目線では利下げスケジュールが重視されるが、金融政策対応が難しい
経済環境に移行していることは、安全資産である金相場を下支えしよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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