株価指数先物【昼】 +2σ突破ならショートカバーが強まる可能性

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比390円高の4万3010円(+0.91%)前後で推移。寄り付きは4万2770円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2845円)にサヤ寄せする形から、やや買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に4万2960円まで買われたが、4万3000円接近で上値を抑えられる形になり、買い一巡後は4万2730円と寄り付きの価格を下回る場面もあった。ただし、中盤にかけて再びロングが入る形で上げ幅を広げると、終盤にかけて4万3050円まで買われた。

 日経225先物は朝方こそ、4万3000円接近で上値を抑えられていたが、終盤にかけての切り返しによって4万3000円台を回復してきた。ボリンジャーバンドの+2σが4万3150円辺りに位置しているため、同水準を捉えてくるかが注目される。同バンドが抵抗となるようだと戻り待ち狙いのショートが入りやすくなる半面、明確に上抜けてくるとショートカバーの動きが強まるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.94倍に上昇した。低下して始まり、一時13.93倍まで下げる場面もみられたが、その後は終盤にかけて切り返す形となり、25日移動平均線(13.94倍)を捉えてきた。同線を上抜けてくるようだと、NTショートを巻き戻す動きに向かわせそうだ。

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