●論点解説ゴム、中国指標は低調だが値動き鈍い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 OSEゴム相場は320円水準で方向性を欠いている。コモディティ市場は全体的に
景気減速による需要不安を織り込む動きを強めているが、上海ゴム相場は逆に買いが膨
らむ場面も見られるなど、決定打を欠いている。15日に発表された中国の7月経済指
標は、小売売上高が前年比3.7%増(前月は4.8%増)、鉱工業生産は5.7%増
(同6.8%増)と、景気減速圧力の強さを示した。しかし、これを手掛かりにゴム相
場を売り込んでいくような動きは見られず、短期筋主導の不安定な地合が続いている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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