ゴム午前=上海大幅安を受けて軟調、活発限月の1月限は310円まで下落

配信元:MINKABU PRESS
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【市況】
 ゴムRSS3号は軟調。寄り付きでは、上海夜間の大幅安を嫌気して、売りが先行し
た。活発限月の1月限は、一時310.0円まで下落した。中盤に入ると、日中取引の
上海ゴムが安値圏でのもみ合いとなっていることから、売り物がちの展開展開となって
いる。TSR20は出来ず。
 午前11時26分現在のRSS3号は前営業日比6.6〜4.7円安。活発限月の1
月限は同6.4円安の311.7円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は375
枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、770ポイント
安、推定出来高は6枚(夜間取引を含む)。

【上海1月限は1万5000元の攻防】
 上海ゴムの中心限月1月限は、昨日まで1万6000元前後での攻防が続いていた
が、昨日の夜間取引で1万5470元まで一時下落しており、1万6000元台乗せに
失敗した。1月限は、夜間取引を1万5520元で終え、日中取引でも現状は、1万5
500元割れが回避されている。
 だが、同水準をしっかり割り込むとようだと、4日の安値1万5075元を目指すこ
とになるとみる。その場合、JPXゴムRSS3号の活発限月の1月限は、節目の30
0円を意識した展開になりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は売りが先行し、
4.1〜3.7セント安で推移している。
 上海ゴムは大幅安。午前10時57分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業
日比335元安の1万5545元で推移している。

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