ＮＰＴ脱退について議論の段階に達する可能性＝イラン外相

　イランのアラグチ外相は、将来的に核不拡散条約（ＮＰＴ）からの脱退について「議論の段階に達する可能性」があると述べた。国営通信社ＩＲＮＡのインタビューに答えた。イランとイスラエルの１２日間戦争以降、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）とイランの溝は深まっている。

　英独仏の外相はイランが８月末までに核外交で合意の意思を示さなければ、スナップバック条項を発動する準備があると表明している。スナップバック条項とは、包括的共同作業計画（ＪＣＰＯＡ）によって解除された国連制裁が自動復活する仕組みだが、イランはこの法的根拠はないと主張している。この条項は、２０２５年１０月１８日まで有効。

MINKABU PRESS

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